IMOCは今やサーファーの気象情報源として定番サイトになりましたね。そこで、日本海の波をより確実に当てるためにIMOCを有効に活用しようじゃないか!というコーナーを作ってみました。とは言っても、難しい内容ではありません。知ってる人が見たら『そんなの昔から知ってるよ!』と突っ込まれそうな内容です。知らない人、または暇な人だけご覧下さい。 ちなみに、IMOCが無かった頃はNHKの夕方6時50分から始まる天気予報が一番の情報源でした。この頃から比較すると格段に波を当てる精度が高くなったと思います。 ※気象予報士でも専門知識があるわけでもありません。したがって、ここの情報を頼りにして波をはずしたとしても苦情は一切受付ません。 ※IMOCはアイモックと呼んでます。正式には知りません。 まず、日本海で波の立つ主な理由は沖で吹く強い風によるものです。この風を把握する事が日本海の波を当てる全てと言って過言ではないでしょう。風を制するものは日本海も制す!? 従って、波が上がってもオンショアになる場合が多いのも日本海の特徴。オンショアを避けるポイントを選ぶか、または、風が弱い時間帯を狙うことも重要です。 また、日本海の波は上がるのも早ければ下がるのも早いです。これは日本海が四方を海に囲まれた湾状の狭い海だからです。朝は頭サイズでも夕方は膝波、ということも良くあります。 ◆風向 風向きによって波の立つポイントが大きく異なります。 ・北西の風…秋から冬にかけての冬型の気圧配置でこの風が吹く事が多い。日本海全域に波が立つ。 ・南西の風…春から秋にかけて厚田〜留萌以北がサーフ可能となる。積丹半島西側の海岸にも波が立つ。 ・北東の風…銭函〜積丹方面に波が上がる風。 ◆風速 風の強さも重要な要素です。いくら北風でも弱い風では殆ど期待は出来ません。確実なのは10メートル以上の風が前日から吹き続ける事です。しかし、10メートル以下の風でも吹き続ける時間が長ければ波も上がる可能性が有ります。 1.IMOC…主に沿岸波浪予想でうねりの強さをチェックします。天気予報文、天気図、アメダスも波予報には非常に有効です。 2.神威岬灯台および焼尻島〜の気象状況(Tel:0134-231-177)…海上保安庁提供の風情報です。通常の天気予報では陸地の風情報ですが、ここでは海上の風向と風力が分かります。日本海の場合、IMOC以上に強力な味方かも?このコーナーでの風とは主にここの風のことです。一時間おきに更新されます。 3. Yahoo!weather…おなじみYahoo!ですがここの天気が以外に使えるのです。特に各ポイントの風向きをチェック。日本海ポイント周辺の厚田、浜益、古平、余市等、ピンポイントで風の予報が分かります。もちろん太平洋も有り。 これら3つの要素(うねり、沖の風、陸の風)が整った時、日本海のポイントでサーフ可能となるでしょう。 沿岸波浪予想の基本 ・色が青→緑→赤になるほど波が大きくなると思ってください。 ・色が赤系だとクローズ、緑系でサーフ可能、青系は期待薄が一つの目安かな? ・矢印の向きがうねりの向きです。矢印がさす方向に波が立ちます。逆だと色がついてても波は有りません。